Arduinoに「AM2302」を接続し制御する

はじめに

Arduinoを使用してセンサーを接続し、データを取得・制御することは、様々なプロジェクトで有用です。この記事では、温湿度センサー「AM2302」をArduinoに接続し、データを取得・制御する方法について説明します。

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1. AM2302センサーの概要

AM2302（またはDHT22とも呼ばれます）は、温度と湿度を同時に測定するセンサーです。このセンサーはデジタル信号を使用し、Arduinoと簡単に接続して使用することができます。通常、3つのピンがあります。

• VCC（赤色）: 5Vの電源
• GND（茶色）: 接地
• 信号線（白または緑）: データ信号

これらを対応するArduinoのピンに接続します。

2. AM2302の接続

AM2302をArduinoに接続するには、VCCを5Vに、GNDをGNDに、信号線をArduinoのデジタルピンに接続します。例えば、信号線をデジタルピン2に接続すると仮定します。

3. Arduinoコードの作成

Arduino IDEを開いて、AM2302を制御するためのコードを書きます。以下は、AM2302が接続されたデジタルピンが2番だと仮定した例です。

#include <DHT.h>

#define DHTPIN 2     // AM2302が接続されたデジタルピン
#define DHTTYPE DHT22   // 使用するセンサーのタイプ

DHT dht(DHTPIN, DHTTYPE);

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  dht.begin();
}

void loop() {
  delay(2000);  // 2秒待つ

  float humidity = dht.readHumidity();     // 湿度を取得
  float temperature = dht.readTemperature(); // 温度を取得（摂氏）

  Serial.print("湿度: ");
  Serial.print(humidity);
  Serial.print("%\t");

  Serial.print("温度: ");
  Serial.print(temperature);
  Serial.println("°C");
}

このコードは、AM2302から湿度と温度のデータを読み取り、シリアルモニターに表示する簡単な例です。測定の間隔や表示方法を変更することができます。

4. コードのアップロードと動作確認

最後に、書いたコードをArduinoにアップロードし、シリアルモニターで温度と湿度が正しく表示されるか確認します。

これで、ArduinoにAM2302を接続し、温度と湿度のデータを取得・表示する基本的な手順が完了しました。これをベースにして、様々なプロジェクトを展開することができます。