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Arduinoに「MG90D」を接続し制御する

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    Shou Kawakami / 川上翔
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はじめに

Arduinoは様々なモーターやアクチュエーターを制御するための優れたプラットフォームです。この記事では、高トルクなデジタルサーボモーター「MG90D」をArduinoに接続し、制御する方法について解説します。

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1. MG90Dデジタルサーボモーターの概要

MG90Dは、デジタル制御に対応した高トルクのサーボモーターです。通常、0度から180度の範囲を持ち、デジタル信号によって角度を制御します。このサーボモーターは、精密な制御が求められるプロジェクトやロボットアプリケーションに適しています。

2. MG90Dの接続

MG90Dは通常、三本の線があります。

  • 赤色(VCC): 5V電源
  • 茶色(GND): 接地
  • 橙色または黄色(信号線): PWM信号

これらを対応するArduinoのピンに接続します。例えば、VCCを5Vに、GNDをGNDに、信号線をArduinoのデジタルピンに接続します。

3. Arduinoコードの作成

次に、Arduino IDEを開いてMG90Dを制御するためのコードを書きます。以下は、MG90Dが接続されたデジタルピンが9番だと仮定した例です。

#include <Servo.h>

Servo mg90d;

void setup() {
  mg90d.attach(9); // MG90Dが接続されたデジタルピン
}

void loop() {
  mg90d.write(0); // 0度の角度に移動
  delay(1000);    // 1秒待つ
  mg90d.write(90); // 90度の角度に移動
  delay(1000);    // 1秒待つ
  mg90d.write(180); // 180度の角度に移動
  delay(1000);    // 1秒待つ
}

このコードも、MG90Dを0度、90度、180度に順番に移動させるシンプルな例です。必要に応じて、動作させたい角度や待ち時間を変更できます。

4. コードのアップロードと動作確認

最後に、書いたコードをArduinoにアップロードし、MG90Dが正しく動作しているか確認します。アップロードが成功したら、MG90Dが指定した角度に移動するはずです。

これで、ArduinoにMG90Dを接続し、簡単な制御を行う基本的な手順が完了しました。MG90Dを使用することで、より高度なプロジェクトやアプリケーションを開発するための基盤が整いました。